手帳と時短と目標達成のお話

テレビなしの生活を10年以上続けている私が感じる、テレビのない生活のメリット・デメリット

こんにちは。安慶名勇子(アゲナユウコ)です。

「私の家、テレビないんですよ。」
「かれこれ10年以上、テレビなしの生活をしています。」

そう話すと、「テレビも買えないほど貧乏なのね。可愛そうに。」と言わんばかりの哀れみの目でたびたび見られるのですが、そうではなく、私は自分の意志で、テレビなしの生活を10年以上送っています。

思い返せばこの10年の間、一度もテレビの再購入を考えたことがないほどテレビなし生活に慣れてしまい、テレビがあった頃を断片的にしか思い出せないのですが…、テレビありの生活をしていた頃と、テレビなしの生活を送っている今を比較してみたので、参考にしていただければと思います。

あなたが、なんとなくテレビをつけてしまう生活にピリオドを打ちたい!と思っているなら、もしかしたら…、テレビを手放す勇気が手に入るかもしれない。

もともとはテレビ大好き人間だった

きっと多くの方が同意してくれると思うのだけど、

  1. 家に入る
  2. カバンを置く
  3. テレビを付ける

というルーティン、いつの間にか出来上がっていませんか?かつての私はまさにそれで、見たい番組があるわけでもないのに、何となく耳寂しいのを紛らわせるためにテレビを付けていたんですよね。

  • 仕事で溜まったストレスをバラエティー番組やドラマが忘れさせてくれる
  • 夢を与えてくれる
  • 疲れて身体が動かなくても、スイッチひとつで気分転換ができる

といったメリットを感じていたため、生活の中にテレビがあることはむしろ喜びととらえていたような気がします。 テレビなしの生活なんて想像したこともなかったわけです。

そんなある日、いろいろあって引っ越すことになったのですが、当時使っていた大きめのテレビは新しい家にそぐわないサイズだったため、思い切って処分することに。生活家電を新調しなければと思いながらも、引きこもり体質だった当時の私にとって、外出は苦痛以外の何物でもなく…。先延ばしにしているうちに数カ月が経ってしまい、

「あれ?別に、テレビってなくても生活できるんじゃないの?」

と思ったのが、テレビなし生活が始まったきっかけ。意を決してテレビを処分したわけではなくて、たまたまのタイミングだったんです。でも…結果的にそれが良かった。

テレビなし生活を始めてみて変わったこと

テレビなんていらないんじゃないか。そう気付いた後の生活で変わったことといえば、やはり時間の使い方。テレビがあった頃の私は、

「ちょっと休憩してから食器を洗おう。」
「この番組が終わったらお風呂にしよう。」

と、やらなければならない作業を後回しにすること、日常茶飯事。「 リラックスの時間も大事! 大丈夫大丈夫。ちゃんと番組終わったら取り組むから!」 と、動きたくない理由を正当化し、テレビに没頭する生活を送っていました。

しかし、番組が終わっても動けないんですよね。動きたくない。えいやっ!と立ち上がってしまえばいいのはわかっているのだけど、一度ゆったりと腰を落としてしまったが最後。立ち上がりたくない。何もしたくない。家事なんて明日でいいじゃないかと思ってしまう。

見終わった後は次の番組が気になり出し、別のチャンネルは何の番組があるのかとチェックし…と、気付けばもう寝る時間。睡魔と戦いながら(家事はせず)ベッドに向かう…ことになるわけです。で、

「あああ。またやってしまった。自分はなんて意志が弱いのか…。」

と、翌朝自分を責め続けるわけですよ。しかも、毎日。

それが、テレビなしの生活が始まった後は、めっきりそんなことがなくなりましてね。食べたいものを時間をかけて作り、味わいながら食し、未来の野望を考えながら家を片づけ、お風呂に入り…、趣味の時間、読書の時間、運動の時間、もちろんリラックスの時間もしっかり確保できるという、夢のような暮らしに変わりました。最高。

それにしても…、どれだけテレビに時間を費やしていたのか。過去の私…(;´Д`)。年間を通して考えると、おそらくかなりの時間を無駄にしたのでは…と思うと、恐ろしくてしょうがないです。

テレビなし生活のメリット・デメリット

もう二度とテレビを買うことはないだろうと、今の私は思うわけですが…。現在テレビを楽しんでいる方からすると、「いやいや。なくなったら困る!」と考えているかもしれません。

テレビを処分した後に「やっぱり捨てなきゃよかった!」と後悔したくないでしょうし、また買い直すとなるとお金もかかるので…、まずは、テレビなし生活を送っている私が感じている、テレビなし生活のメリット・デメリットを参考にしていただければと。

テレビなし生活のメリット

  • 自分のために使う時間が増えた
  • 思考を遮る音がないので、考え事に集中できる
  • 部屋が広くなった
  • 電気代がかからない
  • 広告に振り回されなくなる

テレビなし生活のデメリット

  • テレビドラマや、芸能人の話題にはついていけなくなる
  • 興味の範囲外の話題に触れる機会が少なくなる
  • 最新のテレビ(例:4K)の情報に疎くなる

私は、ドラマやバラエティーも見ていましたが、情熱大陸やアナザースカイのような人物に焦点を当てた番組が特に好きでした。これまで知らなかった人を知るいい機会でしたし、それがきっかけでファンになった方も多数います。

その機会がなくなったのはデメリットだなと思うのですが、SNSやインターネットで補えているので、テレビがなくても困ってはいないですね。はるかにメリットの方が上回っています。

テレビなし生活のデメリットはどう補っていくか

スイッチさえONにすれば、これまで知らなかった人物や知識を提供してくれるテレビは、その点素晴らしいと思うのですよ。さながら、書店のような役割を果たしているのではとも感じます。

しかしテレビの場合、書籍にはない

  • 自分の意志で見たい時間に見たい番組を選べない
  • 広告で番組が中断する

という特性があるために、 どうしてもテレビ側の都合に影響されてしまいますよね。例えば、 見たい番組の開始時間に合わせて自分の予定を変更しなければならないだとか(録画できる場合は除く)、番組の途中に流れる広告で現実に戻されたりだとか。

時間も番組も、自分に選択権がない。この不自由さって今となってはかなり不快感があるのですが、もしかしたら…、テレビから離れなければ気付かなかったかも。

無料のYoutubeをはじめ、TSUTAYA TVdTVU-NEXTといった動画サービスも多数あるので、自分の好きな時に好きな番組を自分の意志で選べるインターネットさえあれば、テレビなしのデメリットは十分補えると、私は思っています。

メディアとの距離感を自分で決めなければ意味がない

総務省の情報通信白書によると、2016年のテレビの平均利用時間(リアルタイム視聴)は、平日で168分(2時間48分)、休日だと225分(3時間45分)なんだとか。この数字を見ると、結構多くの時間をテレビに使っているなという印象を受けます。

もちろん、中には研究対象として、または自分自身のスキルアップのためにテレビを見ている人もいるでしょうから、この数値だけでは実態は図れません。しかし、冒頭にも書いたように、毎日なんとなくのルーティンでテレビを付け、これだけの時間を消費してしまっているなら…そろそろテレビとの付き合い方を見直してもいいのかもしれません。

単純に考えて、平日2時間、休日3時間、自分の時間が増えれば…毎週16時間は確保できることになります。ひと月に換算すると64時間。これだけあれば…やりたいと思っていたあんなことやこんなこと、取り組めるのではないでしょうか。

ただ、テレビを処分すればすべてOKかというとそうでもないので注意が必要です。テレビを見なくなったとしても、SNS依存、インターネット依存、動画依存といった他の依存は起こり得ますから、結局のところ、自分でしっかりとメディア利用のルールを確立しておかなければ何の解決にもなりません。

メディアとの付き合い方は人によっていろんな基準があるとは思いますが、例えば

  • 時間を生み出すものなのか、それとも奪うものか
  • 価値が得られるものなのか、それとも得るものはないのか

こういった目線でそれぞれのサービスとの心地いい距離感を作れれば、娯楽としても楽しみつつ、自己成長にも役立つツールとして活用もできるのではと思います。

大事なのは、自分の意志で選んでいるのかどうかだと思うのです。知らず知らずのうちに、価値のある時間が奪われることのないよう、どうぞお気を付けください。

この記事が、「ついついテレビを見てしまって、自分が本当にやりたいことに取り組む時間がない」という方の、行動のきっかけになってくれればと思います。

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