2022/06/11 Podcastはしばらくお休みします。
Kensingtonのトラックボール付きエルゴノミクスマウスK75370JPを買いました
こんにちは。安慶名勇子(アゲナユウコ)です。
パソコンに向かっている時間も長いし、なるべく身体に負担がかかりにくい縦型マウスが欲しいと思っていた矢先、使っていたトラックボールマウスの調子がおかしくなったので、こちらのマウスを購入しました。
今回は、私がこのマウスを選んだ理由やこれまで使っていたマウスとの違い、このマウスの特徴について書いてみたいと思います。
YouTubeで紹介したところなかなか評判がいいので、動画で見たい方はこちらからどうぞ。(チャンネル登録もぜひお願いします!)
Contents
私がマウスに求めるもの
とにかく使いやすいマウスがほしい!ストレスのかからないマウスが欲しい!と私は思うのですがが、「付属のマウスでよくない?わざわざお金を出して買うものでもない。」と思う方も多いのではないでしょうか。私はガジェット好きということもあって、いろんな製品を調べたり、試したりとしてきたわけですが、高性能マウスの使い心地を知ってしまうと元には戻れないんですよね…。付属のマウスとは使い勝手が全然違うのです。
どう違うのかは後にまとめるとして、まずは、私がマウスに求めている条件を列挙してみます。
- トラックボール付き(マウスを動かさなくてよい)
- カスタマイズできるボタンが多い(ショートカットキーとして使える)
- 無線タイプであること(配線の煩わしさがない)
- エルゴノミクスマウスであること(肩と腕に負担がかかりにくい)
すべての条件を満たすマウスってなかなか見つからないんですが、今回購入したケンジントン K75370JP Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボール はすべての条件を満たす、私にとってはこれまでにない妥協なしのマウスというわけ。
エルゴノミクスマウスとは何か

エルゴノミクスマウスってなかなか聞きなれない言葉かと思いますが、簡単に言うと縦型マウスのことです。一般的なマウスと比べると角度があることがお分かりいただけるかと思います。人間工学に基づいて設計されているため、長時間使っても手や肩が疲れにくいということなんですね。
長時間パソコンの前で仕事をしていても、手が痛くなったり肩が凝ったりしないので、腱鞘炎や巻き肩防止にもなりそうです。
いろいろなマウスとの比較

市場に出回っているマウスにも様々な種類がありますが、まずは、手元にある3種類のマウスで比較してみたいと思います。
一般的な平置きマウス
多くのパソコンに付属している一般的なタイプ。机の上でマウスを動かして使用するため、ある程度の可動スペースを確保しなければならない。机のタイプによってはセンサーが上手く反応しないこともあり、マウスパットが必要になる場合もある。ボタンは最小限(右クリック、左クリック、スクロールボタン)の構成。
平置き&トラックボールマウス
トラックボールを親指でくるくる動かすとマウスポインタが連動して動く仕組み。マウス自体は動かさなくていいので、狭いデスクでも使いやすい。カスタマイズ可能なボタンがついているタイプが多い。時々、トラックボールを外して内部のホコリを取り除く必要がある。
エルゴノミクスマウス
人間工学に基づいて設計された縦型マウスで、肩や腕をひねらず使えるため、身体に負担がかかりにくいとされている。平置きマウスを傾けたタイプや、飛行機の操縦桿を思わせるタイプまで、形状も様々。水平に対しての角度はメーカーや商品によって異なる。(ちなみに、ケンジントン K75370JP Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボールは平面に対して60°の角度)
エルゴノミクスマウスの「肩や腕をひねらず使えるとはどういうことなのか?」と疑問に思う方、平置きマウスとエルゴノミクスマウスの腕のひねりを比較した下記の画像をぜひご覧ください(<>を左右にスライドしてみてください)。エルゴノミクスマウス使用時には自然な体勢となっていることがわかるはず。


左:平置きマウス 右:エルゴノミクスマウス
トラックボールマウス&エルゴノミクスマウスのいいとこどり
今回購入したケンジントン K75370JP Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボールは、トラックボールマウスマウスとエルゴノミクスマウスのいいとこどりをした感じ。
- 机の上で動かさなくていいため省スペース
- 腕のひねりや動きがないため身体に負担がかかりにくい
- 多くのボタンでマウスやキーボード操作の時短になる
というメリットを享受できます。
実は、エルゴノミクスマウスにトラックボールが採用されているタイプってなかなかないんですよ。今回購入したこのマウスはその両方を満たすレアなタイプ。もう、エルゴノミクスマウスを取るか、トラックボールマウスを取るかで悩まなくていいんです。開発してくれたケンジントンさんには感謝です。
メンテナンスとカスタマイズ
さて、ここからはケンジントン K75370JP Pro Fit Ergo Vertical ワイヤレストラックボールのメンテナンスとカスタマイズについてです。
トラックボール内部の清掃
このマウスだけでなく全てのトラックボールマウスに言えることなんですが、トラックボールの内部にはほこりが溜まります。センサーが鈍り、マウスポインタの動きが悪くなるので、時々取り外して内部を清掃しましょう(乾いた布でふき取る程度でOK)。
裏側に付いているボタンを押すとボールが簡単に取れます。取り付けはもとの位置にボールを押し込むだけ。

トラックボールのカスタム

互換性のある直径34ミリのボールと取り換えることも可能。インテリアや好みの色に変えて楽しむのも一興かと。
ちなみに、私が前に使っていたエレコムさんのトラックボールマウスのボールと入れ替えて使ってみたんですが、ハマりはするもののあまり滑りが良くなく…。純正の赤いボールのまま使うことにしています。
ボタンのカスタマイズ

このマウスにはたくさんのボタンがついていますが、ケンジントン公式ホームページからドライバをダウンロードし、各ボタンに動作を割り当てることが可能です。私は、左クリック、右クリック、スクロールホイール、ブラウザの進む・戻るボタンは基本設定のままに、サイドボタンだけカスタイマイズしています。一番上がコピーボタン、その次が貼り付けボタンと、よく使う機能を割り当てています。
1つのマウスで3台までの接続が可能
このマウス、もう一つ優れているのが複数接続の機能です。これ1つのマウスで3台までのデバイスと接続が可能とのこと。親指側の一番下に切り替えボタンがついています。例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレットという風に、3種類のデジタル機器でマウスを共有できるというわけです。便利。
電池の持ち

アルカリ単三電池2個で18カ月も持つって何気にすごいですよね。しかも、切れる前にランプでお知らせしてくれるとのこと。電池切れのストレスから有線マウスを好む人もいるようですが、これだけのスタミナがあれば十分なのでは。無線マウスに起こりがちな、突然マウスポインタが動かなくなり、「電池がない!!」と慌てる心配もなし。
最後に
新型コロナウイルスの影響で、パソコン作業が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。こういったガジェットを取り入れると時短にもなりますし、作業ストレスはかなり軽減されるはず。腱鞘炎や肩こり予防にもなるので一石二鳥です。
このマウス、購入してよかった!と本当に思うので、ぜひ試していただけたらと思います。